頭を気にする男性

頭の脱毛は人の永遠のテーマかもしれません。ストレスが原因で脱毛してしまう場合もあります。
カツラの利用者へのアンケートでは、1番の悩みは「髪が薄いこと」であり、カツラをつけることでこのストレスから解放され、髪が生えてくる人がいるほどです。
そのくらいストレスの多い「頭の脱毛」ですが、実はお薬で改善することもあります。

その薬の一つが「プロペシア」です。
この薬を内服することで、男性型脱毛(AGA)を治療することができます。
ここだけ聞くととても良いことだらけのようにも感じますが、この薬を内服することで「初期脱毛」が起きることがあります。
髪の毛が生える薬を飲んで、髪の毛が抜けてきたらショックですよね。しかし、これにはきちんと意味があり、知っておけば怖くありません!

AGAは初期時に治療をすれば治りやすい

「AGA」というものは、CMなどでも一時期よく耳にした言葉なのでなんとなく耳にしたことがあるかもしれません。
脱毛には種類があり、中でも男性型脱毛がAGAと呼ばれるものです。「AGA」の人口は日本全国で1000万人を超えています。
最初から一気に髪の毛が抜け落ちるのではなく、徐々に進行していくというのがAGAの特徴です。
最初は、抜け毛が多くなり、だんだんと薄毛が目立つようになっていきます。さらに進行すると、頭頂部や生え際が完全に脱毛してしまうのです。
しかしどの段階でも治りやすいというわけではなく、初期に治療をすることで治りやすくなります。

ではなぜAGAが進行していくのかというと、それは脱毛の機序に秘密があります。
若い頃は、太くてコシのある硬い頭髪ですが、ジヒドロテストステロンという物質が高濃度になっていくと、ヘアサイクルを早めてしまいます。
ヘアサイクルが早くなるということは、弱くて短い髪のうちにすぐに抜けてしまうことになります。
そうなると、成長途中の薄くて短い毛の割合がどんどん多くなります。薄毛が目立ち始めるのがこの頃でしょう。
しかし、薄くなってきたからといっても、産毛は生き残っています。産毛があるうちは、毛包が残っている状態です。
しかし、そのまま放っておくと、だんだんと毛髪の数が減っていってしまいます。このため、AGAは初期時に治療をすれば治りやすいのです。

初期に治療するメリットとしては、抜け毛が早く止まることや、抜け毛の回復が早まるといったものが挙げられます。
回復が早いため、治療費用自体も抑えることができます。
AGAの治療は保険適応ではないため、費用もそれなりにかかるのが現状です。また、通院期間も短くて済みます。
忙しい仕事の合間に、何度も通院することは、時間も体力もお金もいります。気力も必要かもしれません。
また、早い段階で治療をしておけば、再発の可能性も低くなります。では、その初期の状態とはどのような状態でしょうか。

AGAは段階をふんで進行していく

AGAの進行には段階があります。
まだ抜け毛に至らなくても、最初の段階は「なんとなく髪の毛の質や硬さが変わってきたかも」というところが第1段階です。

第2段階になるとさらに進行していき、ハリやコシやツヤがなくなってきます。
少し、「おや?老けたかな?」と気が付きそうな段階ですね。このくらいでは、まだ通院は考えない方が多いかもしれません。
この段階を過ぎると、シャワーを浴びている時に抜け毛が目立ってくる第3段階に入ります。
ここまでくると、少しずつ気になってくるかもしれませんが、まだまだ仕事で忙しく、放っておいてしまいそうな段階ですね。

第4段階になると、髪の毛を整えている時や、朝起きた時の枕元の抜け毛が多くなってくることに気がつきます。
「まさか・・・」と思いそうな段階ですね。

第5段階になると、鏡で見た時に、髪の毛が薄くなっていることに気がつくでしょう。
ここまでくると、さすがに「もしかしてAGAかも」と意識し始めるかもしれません。

シャンプーのせいかも?と思い、使っているシャンプーを変えてみても抜け毛がおさまらず、ついに育毛剤に手を出してしまう・・・それが第6段階です。
薄毛の治療にも興味を持ってきそうな段階ですね。

そしてついに薄毛や脱毛専門のクリニックの門を叩くのが第7段階となります。
最終的にAGAと診断されるのが第8段階となります。

さて、この第1~8段階のどこで治療を開始することが望ましいのでしょうか。
ベストなタイミングとしては、初期治療が効果的である第1~第4段階の部分といえます。
これを超えたからといって治療ができないわけではないのですが、初期治療のメリットを十分に受けるには第1~第4段階のところで受診することが大切となります。